女優の大内彩加さんが劇作家の谷賢一さんからセクハラを受けたとして、東京地裁に損害賠償を求め訴訟を起こしました。
谷さんは自身のHPで「事実無根」「悪意ある誇張」などとつづり、裁判で争うとしています。
そこで今回は、大内彩加さんがおこなった谷賢一さんによるハラスメント告発内容13選を全てまとめたいと思います。
大内彩加が谷賢一から「性暴力受けた」と告発
女優の大内彩加さんが、劇作家の谷賢一さんによる新作公演が始まる前日に「谷さんからセクシュアルハラスメントを受けた」と谷さんから性暴力を受けたと訴えられました。
お知らせです。
— 大内彩加 (@o_saika) December 15, 2022
私、大内彩加はDULL-COLORED POP主宰 谷賢一を提訴いたしました。noteには以下の文章含め、より詳細にどうして告発に至ったかの経緯も記載しております。
まずは画像に纏めた文章を御一読いただけますと幸いです。
「全ての人たちへ」https://t.co/kTnFAEhl9H #MeToo #MeTooJapan pic.twitter.com/cu2TimFhVV
告発した経緯については、
「人格を否定され尊厳を傷つけられた。名前を出さないと、もみ消されると思った」
と明かされています。
今回告発した大内彩加さんは、谷さんが主宰する劇団に所属する女優。
大内さんは福島県飯舘村出身。
原発事故がテーマの公演に谷さんがかかわることは「あってはならないと考えた。公演後の告発では見に来た人も傷つくと思った」と語られました。
また、当時について涙ながらに「怖くて仕方がなかった」とも訴えられています。
そして、今回の告発によって谷賢一さんの新作公演は全日程が中止になりました。
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【13選】谷賢一のハラスメント告発内容まとめ!
11月24日付で谷さんに慰謝料など550万円の支払いを求める訴訟を東京地裁に起こした大内彩加さん。
では、大内さんが谷さんから受けたハラスメントとは一体どのようなものだったのでしょうか。
ここからは大内さんが今回告発された谷賢一によるハラスメント内容をまとめて紹介していきます。
- 日常的に胸やお尻を触る
- 卑猥な内容のラインが送られてくる
- 卑猥な言葉をかけられる
- 性的な演出を演者の許可を取らず行う
- 若い役者・スタッフを複数人の前で怒鳴りつける
- 女性キャストに肩を揉ませる
- 女性を必ず自分の隣に座らせる
- 物に当たる、態度に大きく不快感を出しながら稽古をする
- 急に人を叩く、蹴る
- 力ずくで性行為をされた
- 稽古中に飲酒をしながら稽古をする
- 酩酊状態で稽古場に来る
大内さんは、劇団のオーディションに合格した2018年6月から3年近くセクハラを受け続けてきたと告発されています。
また、谷さんによるハラスメントに関する報告には前例があり、「一般社団法人 日本劇作家協会」が2021年2月に開催したワークショップで、講師を務めた谷さんが
「受講者に対して高圧的な態度で接し、受講者の尊厳を傷つける」
場面があったとも発表しています。
この件について、谷さんは参加者との間で、東日本大震災の被害に見舞われた福島について口論のような状態になった、と認めて謝罪しています。
しかし、今回の大内さんの告発に谷さんは自身のサイトで、
彼女の文章は事実無根および悪意のある誇張に満ちており、受け入れられるものではありません。これはれっきとした名誉毀損。取り下げて頂くまで戦う覚悟でおります。
と真っ向から反論し、大内と争う姿勢を示されています。
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